プロ人材活用企業の過去・現在・未来

株式会社 ワンダーシェフ
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    企業DATA

  • 株式会社
    ワンダーシェフ

    企業DATA
    創業/1951年 
    資本金/1,000万円 
    従業員数/34人 
    本社/豊中市
    http://www.wonderchef.jp/

「圧力鍋×電子のプロ」で
食卓の未来を切り拓く

事業内容

圧力鍋の製造、輸入、販売を軸に
家庭の“幸せな食卓”を創出

家庭用、および業務用の圧力鍋を中心としたステンレス製厨房用品、アルミニウム製厨房用品の製造・販売を手がけている。2014年からは電気圧力鍋の輸入販売も開始し、調理家電の分野へ参入。主力の家庭用圧力鍋は10近くのシリーズをラインナップし、ユーザーの料理スキルや家族構成などにきめ細かく応える。出荷前の全品検査やアフターサービス、レシピ紹介など、ユーザー満足度を向上させるための取り組みには定評がある。

圧力鍋の製造、輸入、販売を軸に家庭の“幸せな食卓”を創出

企業紹介

  年間約9万台の圧力鍋を製造・販売

「伊藤アルミニウム製作所」の名で1951年に創業。当初はアルミのプレスによる家庭用調理器の製造を手がけていた。1997年頃よりステンレス製の圧力鍋にシフトし、現在では年間約9万台を出荷。売上の96%を圧力鍋が占めるまでに成長している。

  “幸せな食卓”への追求が生み出す
高い安全性とユーザー満足への
こだわり

高い安全性が求められる圧力鍋。製造工場から届いた製品は専用の品質チェック施設で出荷前に全品検査しているという。一つひとつネジを締め直し、実際に加圧して安全を確認。ユーザーの“幸せな食卓”を守るためには時間も手間も惜しまない企業風土が根付いている。さらに、パーツの状態や安全性の確認などを行う点検サービス、季節レシピや取り扱いの注意点などの情報を発信するメールマガジン、些細な質問にも丁寧に答えるお客様相談室など、購入後のアフターフォローにも余念がない。すべては企業スローガンである「私たちの仕事は、おいしくて、楽しくて、しあわせな食卓を作ることです」につながっている。

“幸せな食卓”への追求が生み出す高い安全性とユーザー満足へのこだわり

POINT

3つの認証で高品質を約束

同社の家庭用圧力鍋は、一般財団法人製品安全協会が認定する「SGマーク」、経済産業省が消費生活用製品の安全基準について認定する「PSCマーク」、メーカー団体である圧力なべ協議会が認定する「JPCC基準認定品マーク」の3つのマークが付いており、高い品質基準を課していることが覗える。

ホームページには圧力鍋を使ったレシピが充実。

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プロ人材✕採用担当 「出会いを語る」

専門知識を生かし、
より便利な圧力鍋を家庭に届ける

代表取締役社長 伊藤 彰浩さん 採用したプロフェッショナル人材 安達 正治さん

早くも海外の現場を飛び回る活躍

伊藤
安達さんがワンダーシェフに入社されて、約5ヵ月になりましたね。
安達
そうですね。2017年7月の入社ですので、そのくらいになりましたね。早いものです。
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伊藤
まだ、私と話する時とか、ちょっと緊張してますよね(笑)。職場の雰囲気はいかがですか?
安達
皆さんがとても温かく迎え入れてくださっているので、仕事はやりやすいですよ。社長とはあまりお会いできていないので、ちょっと緊張しますね(笑)。
伊藤
早くも海外の現場と日本を行ったり来たりされているので、確かにあまり会えてないですね。昨日まで中国で今日帰ってきたんですよね。
早くも海外の現場を飛び回る活躍01
早くも海外の現場を飛び回る活躍02
安達
はい。で…明日からまた中国へ出張なんです。

早くも海外の現場を飛び回る活躍01

伊藤
そうですよね。いきなり右も左も分からない業界で現場を飛び回ってもらっているので、色々と苦労をかけているな、と思い、感謝しています。5ヵ月のうち既に45日分くらいは海外に行ってもらっていますからね。
安達
でも、入社後1ヵ月間は日本でしっかり勉強する時間をいただいて、それから社長と一緒に中国の工場を見学させていただきました。そして9月頃から実際の製造現場に技術の方と一緒に携わらせていただいています。きちんと段階を踏ませてもらっているので、スムーズに仕事を進められています。
伊藤
2017年の8月末頃でしたよね。初めて一緒に中国の工場へ見学に行ったのは。
安達
そうですね。生産現場を見て、今までのスキルを生かせる部分が半分、新しく勉強していく必要があると感じた部分が半分、という印象でした。ワンダーシェフで働いていく上で自分に足りていないものが明確になったので、連れて行っていただいて本当によかったです。

理念を受け入れて一緒に
成長してくれる人

伊藤
安達さんは、ワンダーシェフに入る前は台湾でPC周辺機器メーカーに勤めていたんですよね。
安達
そうですね。台湾のメーカーに約5年おりました。その前は日本の機械メーカーにいて、そこでも少しだけ海外の現場を経験しています。
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伊藤
もともと、私たちの募集の条件が「電気の知識があって、中国語または英語が堪能で中国の協力工場のハンドリングができて…」と盛りだくさんでして。なかなかマッチする人がいなくて苦労していたんですよ。
安達
ワンダーシェフの募集を見て、いくつかの部分では役に立てると感じました。ただ、少し不安だったのが、私が前職まで携わっていたのは「電子」で「電気」ではなかったこと。また、圧力鍋という機械系の経験がなかったことですね。それ以外は必ず貢献できると信じていました。
理念を受け入れて一緒に成長してくれる人01
伊藤
安達さんの経歴を見て、海外での経験はとても魅力的でした。電気の部分については、もちろんパソコンと調理家電では違うノウハウが求められますが、そこは新しく学んでいただければ良いかな、と。なので、一度面接をしてみようと思ったんです。そもそも、圧力鍋の設計・製造の経験者なんて見つかりませんからね。

理念を受け入れて一緒に成長してくれる人01

安達
面接では自己紹介を全然しないまま、最初の1時間くらいが過ぎてしまい、内心「どうしよう」と焦っていました(笑)。
伊藤
そうでしたね。いきなり私が自分の思いをマシンガンのように話し続けてしまって…。1時間くらい話してから「安達さん、どうぞ」みたいな(笑)。
安達
ちなみに私を採用していただいた決め手は何だったのでしょうか。
伊藤
やっぱり「会社の理念を受け入れてくれて、一緒にやっていけそうかどうか」という点で「いける!」と感じたことですね。スキルやノウハウも大事なんですが、やはりそれ以上に大事なのは「人」の部分。私たちと同じ方向を向いて、一緒に成長していけるかどうかが肝心なんです。その点で「安達さんとだったらやっていけそう」と感じました。
安達
ありがとうございます。頑張ります。

歴史だけはお金で買えない

安達
実は入社する前にこの会社を見学で訪れた時、昔の社名を記した看板が残っているのを見つけたんです。歴史のある会社だとは聞いていたのですが、そういう古い部分を残しているのは良い会社だな、と感じたのを覚えています。
伊藤
あれは1963年に建てた最初の事務所の一角で、壁の一部を残しているんです。「こんなボロボロの状態から始まったんだ」という創業当時の姿を思い出せるように。入社前にそんな所を見てくださってたなんて、うれしいです。

歴史だけはお金で買えない。01

今も敷地の一角に残る、会社創設当時の社屋の壁と社名プレート。

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安達
伝統を大事にしている会社だな、と。
伊藤
技術や機械などの資源はお金で手に入るんですが、「歴史」だけはお金で買えません。歴史の積み重ねがあって「今」がありますから。歴史は大切にしたい。そして、まずは100年企業をめざしたいですね。
安達
それに貢献できるように、これからも努力します。
伊藤
ぜひ今までの経験を存分に生かし、これからのワンダーシェフを背負っていってください!

歴史だけはお金で買えない。02

採用後の主な

伊藤 彰浩 社長

伊藤 彰浩 社長

これから電気圧力鍋に力を入れていく上で、安達さんの「電子」の知識と経験が大きな強みに。例えば、パネルの仕様やボタン音の調整などで改良が必要な時など、すぐにサンプルを作ってくれるので、非常に助かっています。今は、最初に量産した電気圧力鍋の後継品を開発中。「鍋」のノウハウは既に社内にあるので、そこに安達さんの「電子」のノウハウをプラスして、ユーザー様の食卓を幸せにする製品を生み出したいと考えています。

伊藤 彰浩 社長

伊藤 彰浩 社長

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株式会社 ワンダーシェフ 代表取締役社長 伊藤 彰浩さん

President Voice ~トップの声~

最適な人材紹介会社の提案で
調理家電の事業拡大に必要な
人材を獲得できました。

株式会社 ワンダーシェフ
代表取締役社長 伊藤 彰浩さん

圧力鍋をさらに便利にした調理家電で
幸せな食卓をもっと広げたい

創業者である祖父は、家族の集まりを大切にする人で、お盆やお正月には親戚一同が集まって楽しく食事をしていました。子どもながらに「食」とはそういう楽しいもの、というイメージを培ってきたような気がします。弊社の使命も、皆様の「食」を楽しく幸せなものにすること。その役に立つ製品とアフターサービスを、これからもご提供し続けます。近年は生活スタイルの変化により、家でじっくりと料理をする時間が取れない方も増えています。そこで、私たちは2014年より調理家電の分野に参入。もともとの主力事業だった圧力鍋も料理の時間短縮と利便性を叶えるアイテムでしたが、それをさらに便利にしたものを提供していきたいと考えています。

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  • そこで必要となったのが「電気」のスペシャリスト。最初は技術顧問の方の力を借りて製品化を進めていましたが社内に家電のノウハウを蓄積していく上でも、専門知識を持った正社員が必要でした。そのニーズに応えてくれたのが、今回活用したプロ人材拠点です。この拠点の利点は、プロ人材拠点のアドバイザーがこちらの求める人材に応じて複数の人材紹介会社の中から適した所を絞って提案してくれる点。入り口の部分をワンストップで解決してくれるので、とても便利でした。どの人材紹介会社が、どんな人材に強いのか、私たちでは分からない部分を教えてくれるので、本当に助かりました。

  • 圧力鍋の魅力を伝えるために、みずから製品紹介の動画に出演する伊藤社長。

    圧力鍋の魅力を伝えるために、みずから製品紹介の動画に出演する伊藤社長。

  • 採用戦略アドバイザーから企業様への応援メッセージ / 担当 加地 裕子

電気の知識や実務経験があって、英語ができて、取引先との折衝もできて…と大変欲張りな募集でした。採用の難しさから1年以上かかっても採用できず「これでは思い描いていた事業展開ができない。人材紹介会社にもう一度プッシュして」とプロ人材拠点がお尻をたたかれる状態に。結果、社長の熱い想いが通じたのか、安達さんのようなハイスペックな人材が出て採用が決まりました。入社早々中国出張もバリバリこなされています。粘り勝ち採用です。

※掲載の企業情報は取材時点での情報です